ヤマブシタケ(ライオンズメーン)の効果とは?研究の現在地と食べ方・注意点
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ヤマブシタケ(ライオンズメーン)の効果とは?研究の現在地と食べ方・注意点
ヤマブシタケは、白い房状の見た目をした食用きのこです。海外では「ライオンズメーン」と呼ばれ、生のきのこだけでなく、乾燥品や粉末、サプリメントなどにも加工されています。
「ヤマブシタケ 効果」と検索すると、細胞や動物を使った研究、人を対象にした試験、商品情報や体験談が一緒に出てきます。研究対象や使用された製品の形状が違えば、結果の意味も変わります。
ヤマブシタケの現状と、粉末を使用したプロテインバーの表示例を見ていきます。
ヤマブシタケとは?ライオンズメーンとも呼ばれる食用きのこ
ヤマブシタケは、白い細い突起が集まった房状のきのこです。一般的なきのことは異なる姿をしており、料理の食材として使われるほか、乾燥品や粉末にも加工されます。
漢字で「山伏茸」と表記され、英語圏ではライオンのたてがみに似ていることから「Lion’s Mane mushroom(ライオンズメーン)」と呼ばれています。
生のヤマブシタケは水分を多く含み、加熱によって食感が変わります。市販品には食用の生鮮品、乾燥品、加工用の粉末、サプリメントなどがあり、形状によって使い方や成分の量は異なります。
ヤマブシタケの効果は?研究の現在地
神経細胞や認知機能などが研究テーマに
ヤマブシタケには、ヘリセノン類やエリナシン類といった特有の成分が含まれています。これらが神経成長因子(NGF)や脳由来神経栄養因子(BDNF)の産生に関わることから、神経細胞の保護や成長、認知機能に関する研究が世界中で進められています。
アルツハイマー病などのモデルを使った動物研究では、原因物質の蓄積を抑える働きが報告されています。人を対象にした長期間の試験でも、認知機能の維持や脳内のネットワーク保護に関わる可能性が示されています。
気分や腸内環境との関わりも注目されている
認知機能にとどまらず、うつや不安といった気分への影響も研究テーマのひとつです。さらに近年では、ヤマブシタケに含まれる多糖類(β-グルカンなど)が腸内細菌のバランスを整え、腸と脳の連携(腸脳相関)を通じて全身の炎症を抑える働きも注目されています。
菌糸体か子実体か、形状によって成分は異なる
一方で、研究で使われる素材は、キノコ本体(子実体)の粉末や、根にあたる部分(菌糸体)の抽出物などさまざまです。とくに神経に届きやすいとされるエリナシン類は、菌糸体に特異的に含まれます。
細胞や動物で変化が見られたからといって、人の体感にそのまま結びつくわけではありません。市販の生鮮品や粉末に含まれる成分量も商品ごとに違うため、すべてのヤマブシタケ製品に特定の効果があると断定できる段階ではありません。
ヤマブシタケの食べ方と取り入れ方
生のヤマブシタケは、加熱して食べるのが一般的です。炒め物やスープ、鍋、揚げ物などに使われ、きのこならではの風味や食感を楽しめます。
乾燥品は保存しやすく、水で戻してから料理に使います。戻す時間や加熱方法は商品によって異なるため、パッケージの記載に従います。
ヤマブシタケ粉末には、飲み物や料理に混ぜて使う商品があります。調理の手間を抑えられる一方、独特の風味や粉っぽさが残ることもあります。
サプリメントは、カプセルや粒など決まった形で摂取できるのが特徴です。ヤマブシタケの使用量や抽出方法、配合されているほかの原材料は商品ごとに異なります。
ヤマブシタケを取り入れるときの注意点
きのこ類でアレルギー症状が出たことのある人は、ヤマブシタケの摂取を控えます。加工品には、ヤマブシタケ以外の原材料やアレルギー物質が含まれる場合もあります。
食べた後や摂取した後に、発疹、かゆみ、腹部の不快感などが出た場合は使用を中止します。症状が続くときや強い症状があるときは、医療機関に相談します。
治療中の人や薬を服用している人、妊娠中・授乳中の人が食品やサプリメントを追加する場合は、医師や薬剤師への相談が適しています。ヤマブシタケ以外の抽出物が加えられている商品もあります。
プロテインは粉末だけでなくバータイプもある
プロテインでは、水や牛乳などに溶かして飲む粉末タイプが広く知られています。自宅で使いやすい一方、計量やシェイカーの洗浄、外出時の持ち運びには手間がかかります。
粉末だけでなく、袋を開けてそのまま食べられるバータイプもあります。間食や外出先など、飲み物を用意しにくい場面にも取り入れやすい形状です。
プロテインバーでは、1本あたりのたんぱく質量に加えて、エネルギー、脂質、糖質、食物繊維、食塩相当量も商品ごとに設定されています。甘味料や保存料、小麦、乳由来原料などの使用状況も一様ではありません。原材料やアレルギー物質は、パッケージや商品ページに記載されています。
関連する内容は、ヤマブシタケの効能に科学的根拠はある?研究の現状を整理、ヤマブシタケの食べ方と入手方法|味・調理・手軽にとる選択肢で紹介していますので、あわせて参考にしてください。
商品表示の例としてBRAIN PROを見る
ここまで見てきた項目を、BRAIN PROの表示に当てはめてみます。
BRAIN PROはヤマブシタケそのものの商品ではなく、ヤマブシタケ粉末を原材料の一部に使用したバータイプの栄養補給食品です。ヤマブシタケの効果を目的とした商品ではなく、バータイプの栄養成分や原材料を比較する一例として位置づけられます。
BRAIN PROのSea salt chocolate味は、1本35gのバータイプです。チョコレートの風味に塩味を合わせています。粉末を飲み物に溶かす必要がなく、そのまま食べられる形状です。
1本35gあたりの栄養成分は次のとおりです。
- エネルギー:190kcal
- たんぱく質:11.1g
- 脂質:13.5g
- 炭水化物:7.1g(糖質:4.9g、食物繊維:2.2g)
- 食塩相当量:0.4g
白砂糖、保存料、小麦、カゼイン、トランス脂肪酸、動物性原料、着色料を使用していません。人工甘味料は使用せず、甘味料としてステビアを使用しています。
原材料は、アーモンドペースト、ピープロテイン、アーモンド、大豆パフ、ココアパウダー、ココナッツオイル、カカオバター、イヌリンシロップ、アガベシロップ、ヤマブシタケ粉末、岩塩、香料、甘味料(ステビア)です。アレルギー物質は大豆とアーモンドです。
まとめ
ヤマブシタケに含まれる特有の成分については、神経細胞や認知機能、気分、腸内環境などをテーマにした研究が進められています。ただし、使用される素材(子実体や菌糸体など)によって成分は異なり、食品として取り入れた場合の人への効果がすべて断定されているわけではありません。
BRAIN PROは、ヤマブシタケ粉末を原材料の一部に使用したバータイプの栄養補給食品の一例です。